とっとりバイオフロンティアWEBセミナーのご案内

日時:
(第1回)令和4年7月21日(木)
(第2回)令和4年8月4日(木)
(第3回)令和4年8月18日(木)
 各回15:00~16:30 WEB開催(Zoom)

講師:吉岡 祐亮 氏
東京医科大学 医学総合研究所 分子細胞治療研究部門 講師

アーカイブ視聴もできます(第3回セミナー終了後、約2週間視聴可能)
当日この時間帯は見れない・・・という方も、お申込みお待ちしております!途中回からの参加ももちろんOKです。申込フォームよりお申込みください!

詳細ポスターはこちら


最近「エクソソーム」という言葉、よく聞くようになりましたよね。今回のセミナーはエクソソームを中心とする細胞外小胞(Extracellular vesicles: EVs)のお話です。

EVsは細胞内の産生機構の違いから、エクソソーム、マイクロベシクル、アポトーシス小体の3種類に大別されます。EVsに含まれる多種多様な分子は、細胞間ないし個体間で受け渡され、細胞間コミュニケーションツールとして働いていることが次々と明らかになっています。
現在では疾患の治療・診断といった医療応用のみならず生命工学、農学、食品、化粧品など多岐にわたる分野で関心を集めているホットなテーマです。

一方で、EVsの分類や回収および精製方法や分泌過程、細胞との相互作用など、基本的な部分についてはいまだ解明すべき点が多く残されているのも事実です。

講師の東京医科大の吉岡先生はリキッドバイオプシー(体液中を循環しているEVsを検出することで病気を診断する)の研究をされています。近年爆発的な広がりをみせるエクソソーム研究へ新規参入する研究者・企業に対し、躓きやすいポイントなどを共有する活動もされています。
本セミナーでは、EV研究の歴史からEVが置かれている現状の立ち位置、そして研究を行う際のポイントなどを紹介・概説します。


ご多用とは存じますが、ぜひご覧ください。

本セミナーはWEB開催(Zoom)で事前申込制となっています。
参加ご希望の方は開催前日の正午までにこちらの参加フォームよりお申し込みください。

連絡先:バイオフロンティア推進室(担当: 森山)