とっとりバイオフロンティアセミナーのご案内

日程:令和6年2月7日(水)15:00~16:30 現地&オンライン(Zoom)開催
現地会場:鳥取大学医学部米子キャンパス内 臨床講義棟431講義室
受講料:無料

講師:齋藤 宏暢 氏(株式会社さいとうコンシェルジュ代表取締役社長、第一三共株式会社非常勤顧問)

詳細ポスターはこちら


 製薬企業にて長年製剤研究や開発業務に携わってきた講師のご経験のほか、これを生かした取り組みや地域医療エコシステムへのチャレンジについてお話いただきます。
 今回は初の試みとして、鳥取大学医学部の講義室を会場にセミナーを開催します!いつもより大きな会場となっていますので、お近くの方は是非いらしてくださいね~!


 研究者が生んだシーズはその後、製品の品質が確保され、臨床開発データからヒトでの用量・用法が決定し、有効性・安全性が示され、販売にいたります。販売後もその製品の品質を保証しつつ、より深化したデータを取得しながら、患者の治療に貢献し続けます。

 抗がん剤の開発では、早期承認・販売に向けて、先駆け審査等の施策が実施されています。Phase1,2,3のステップを短縮した承認申請の場合、添付文書の記載と市販後の有効性・安全性管理を踏まえた開発戦略が重要です。がん患者の病理検体を用いた動物試験などのトランスレーショナル研究も、一助を担っています。

 医療機器ではAIとの融合を目指した研究が盛んです。将来的には、病理検査不要で医療機器のみの確定診断、遠隔手術の医療、高度先進医療を提供する特定機能病院とかかりつけ医との役割分担の徹底が期待されます。また、地方での病院を中心とした街づくりおよび医療エコシステムの構築は、地方創生・地域医療構想の2つの懸案を同時に解決する重要な施策です。

 本セミナーでは講師が取り組まれた製剤研究、開発業務(降圧薬・抗がん剤の日本およびアジア地域)についてや定年後の起業、そして、医療エコシステムへの新たなチャレンジについてお話いただきます。



本セミナーは現地とオンライン(Zoom)開催で事前申込制となっています。
参加ご希望の方は開催前日の正午までにこちらの参加フォームよりお申し込みください。


連絡先:バイオフロンティア推進室(担当: 森山)