とっとりバイオフロンティアWEBセミナーのご案内
令和4年6月13日(月)15:00~16:30 WEB開催(Zoom)
講師:小島 伸彦 氏
横浜市立大学大学院 生命ナノシステム科学研究科 生命環境システム科学専攻 再生生物学研究室 准教授
アーカイブ視聴もできます(セミナー後約2週間視聴可能)
当日この時間帯は見れない・・・という方も、お申込みお待ちしております!
「スフェロイド」という言葉はご存知でしょうか?
スフェロイドは数千個の単純な種類の細胞を凝集させて作製したボール状の人工組織を指します。
(よく似た言葉にオルガノイドがありますが、こちらは複数の細胞から構成された、より複雑な組織を指します)スフェロイドは3次元培養により球形に組織化させることにより、2次元細胞培養に比べ長期間にわたり高い機能発現を維持できることが知られています。
また、神経組織・胚様体・肝細胞・腫瘍組織または乳腺由来の細胞など 幅広い種類の細胞でスフェロイドをつくることができ、疾患時の多様な組織の状態を再現することができます。
講師の小島先生は、より生体に近い微小環境を再現するため、スフェロイド内部のデザインを制御する技術を開発してきました。スフェロイド培養により臓器の疾患状態を再現することや、生体に存在し得ないデザインを付与することも可能で、低コストで生体に近い環境を模倣できることが特徴です。
今回のセミナーでは、これらスフェロイド作製技術による生体類似デザインや人工臓器デザインが創薬や再生医療にどのように貢献するかを紹介いただくとともに、スフェロイド作製技術をハブとした新たな企業ネットワーク構築の可能性について言及します。
ご多用とは存じますが、ぜひご覧ください。
本セミナーはWEB開催(Zoom)で事前申込制となっています。
参加ご希望の方は開催前日の正午までにこちらの参加フォームよりお申し込みください。
連絡先:バイオフロンティア推進室(担当: 森山)