とっとりバイオフロンティアでは、バイオ人材育成の一環として県内高校生に向けた体験型ワークショップを開催しています。今回、夏休み期間中の県下高校生を対象として、開催することとなりましたのでご案内いたします。なお、当ワークショップとの連動企画として、人材育成セミナーを別途開催予定です。セミナー詳細は後日ご案内します。

「卵アレルギーの原因物質を抗原抗体反応で探ろう」

8月9日(水) 9:30~16:00

募集人数 : 16名

開催場所 : 鳥取大学米子キャンパス 生命科学科棟1階 講義室・実験室

(協力:鳥取大学医学部生命科学科分子細胞生物学講座 免疫学分野 常世田 好司 教授、兵庫県立明石高校 薄井 芳奈 講師)

卵アレルギーの代表的な原因物質は「卵白アルブミン」というタンパク質です。アレルギーは身体を病原体から守る「抗体」と抗体の標的分子である「抗原」の反応によって生じます。当ワークショップでは電気泳動や抗体(抗- 卵白アルブミン抗体)などのタンパク質解析手法を使って、普通のホットケーキと卵不使用のホットケーキとを見分ける実験を行います。併せて、抗原抗体反応を題材としたカードゲーム「Immuno!(イムノ!)」も実施し、免疫学について理解を深めます。

「リアルタイムPCRで川の生き物を探ろう」

8月10日(木) 9:30~16:00

募集人数 : 4名

開催場所 : とっとりバイオフロンティア1階研修室・2階開放実験室

近年、川水や海水、土壌などから非常に微量かつ多様なDNA を得ることができることが明らかになってきました。これら環境由来の様々なDNA のことを、「環境DNA」と呼びます。当ワークショップでは、川水をろ過したフィルターからDNAを抽出し、リアルタイムPCRなどの機械を使用して「アユ」や「ウナギ」などの魚が生息しているかどうかを調べる実験を行います。

【参加費】無料    【対象者】県内高校生

【申込方法】 申し込みは締め切りました

※ 受講の可否は、〆切後にメールにてご連絡いたします。 

【お問い合わせ先】

 公益財団法人鳥取県産業振興機構  バイオフロンティア推進室 担当:濵口

  TEL: 0859-37-5131

  FAX: 0859-37-5132

  E-mail: tbf@toriton.or.jp