とっとりバイオフロンティアセミナーのご案内

日程:令和5年11月28日(火)13:30~15:00 現地&オンライン(Zoom)開催

講師:保坂 碧 氏 (株式会社日本バイオデータ)

詳細ポスターはこちら

その大量のゲノム情報にどんな意味が見いだせる?100%自己資本の自由さを武器に、ゲノミクス解析に取り組むベンチャー企業のお話です。
5月ぶりのハイブリッド開催。現地にも来てくださいね!みなさまのご参加、お待ちしています!


 次世代シーケンサー(NGS)の実用化により、塩基配列データの取得コストは極めて低くなりました。この技術革新により、ゲノム情報や遺伝子発現情報を網羅的に解析する試みが一般的なものになりつつあります。それら多量の塩基配列データを解析し、生物学上の意味を見いだすにはバイオインフォマティクス(生物情報技術)と言われる解析技術が必要です。

 講師が所属する日本バイオデータはゲノミクスの研究を行うために約10年前設立され、以降サービスの売上のみで運営されているバイオインフォマティクスの先進企業です。新型コロナウイルスのパンデミックに際しては、変異株を世界ではじめて論文報告し、大学病院にPCR試薬を提供したり、ワクチンメーカーにサービスを提供するなど、他に類を見ない圧倒的な研究開発力を有しています。
 研究に早く取り掛かれるフットワークの軽さ、方針変更がスムーズなどベンチャー企業というメリットを生かしつつ、日本の企業では珍しく解析方法の論文化に積極的に取り組んでいます。

 今回のセミナーではアカデミアでは出来ないゲノミクス解析に取り組む超長期的な観点の他、 バイオテクノロジー応用医薬品の細胞株や精製前の細胞・培養液に対して、適切なウイルス安全性評価試験を実施することを求めるICH-Q5A(R2)ガイドラインにおけるNGS活用の取り組みもお話いただきます。

本セミナーは現地とオンライン(Zoom)開催で事前申込制となっています。
参加ご希望の方は開催前日の正午までにこちらの参加フォームよりお申し込みください。
現地参加は先着15名程度となります。みなさまのご参加、お待ちしています!

連絡先:バイオフロンティア推進室(担当: 森山)