とっとりバイオフロンティアWEBセミナーのご案内

日時:令和4年9月8日(木)15:00~16:30 WEB開催(Zoom)
講師:田崎 健太 氏 (株式会社カニジル 代表取締役社長)

アーカイブ視聴もできます(セミナー終了後、約2週間視聴可能)
当日この時間帯は見れない・・・という方も、お申込みお待ちしております!申込フォームよりお申込みください!

詳細ポスターはこちら


科学的事実が社会にきちんと理解されるにはどうしたらよいか —— 。
いつの時代もこの命題に科学者は頭を悩ませてきました。それは現代でも変わりません。近代の科学発展がもたらす素晴らしい成果は、確実に私たちの生活に反映されています。しかしその成果はより複雑になり、他分野の研究者・行政関係者、さらには一般市民がその原理や本質を理解するのは非常に難しいのが現状です。

これらを伝えるメディアはどうでしょうか。

総合週刊誌をはじめとした情報誌は、成果をかいつまんでセンセーショナルな記事を特集しがちです。全て間違いとはいえないものの、タイトルなど真実に即していないものが目につくのは皆さんも覚えがあるはず。そしてそれを信じる一般市民たちには不利益(不安)が生じてしまうのです。
果たして、この流れは変えることができるのでしょうか。

読んでもらいたい。同時に、正しく理解してほしい。この難題にチャレンジするのがとりだい病院広報誌「カニジル」です。本来カニジルのような広報誌やオウンドメディアは、発行元に都合のいい内容になりがちです。でも、発行元にきちんとした責任意識=社会的共通資本という意識があれば、広報誌でも質の高いジャーナリズムを担保することができるはず…それがカニジルの出発点だったと、今回の講師である田崎さんは語ります。

2019年より鳥取大学医学部附属病院広報誌「カニジル」編集長を務め、BSS山陰放送では「カニジルラジオ」のメインパーソナリティーも務める講師。ゲストに鳥大医療者・研究者を招き、わかりやすく医療や人・世の中の出来事を伝える取組を精力的におこなっています。
多くの医療者・研究者と接した中で田崎さんが感じたのは、良心的な医療者ほど「言い切らない」ということでした。それが時に分かりにくさにつながり、患者からは不信感を抱かれ、そこにつけ込む悪質な人が現れる…このスパイラルを断つには、既存メディアに任せるのではなく医療者・科学者側からの良心的な発信が必要と言います。

良心的な発信とは何か?本セミナーではすべての医療者・科学者に向けた「情報発信の在り方」について言及します。

ご多用とは存じますが、ぜひご覧ください。




本セミナーはWEB開催(Zoom)で事前申込制となっています。
参加ご希望の方は開催前日の正午までにこちらの参加フォームよりお申し込みください。

連絡先:バイオフロンティア推進室(担当: 森山)