【開催終了】化学システム工学の方法論と思考とで創造する未来医療   ~化学、工学、生物、医学の連携による社会実装~

案内ポスターはこちら

開催日時: 2025年6月2日(月)16:30~18:00

開催形式: ハイブリッド開催

現地会場: 鳥取大学附属病院ゲストハウス棟2階 多目的ホール

受 講 料 : 無 料

講  師: 酒井 康行氏(東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻 教授)

連 絡 先 : 公益財団法人鳥取県産業推進機構バイオフォロンテイア推進室(担当:野口)

〒683-8503 ⿃取県⽶⼦市⻄町86(⿃取⼤学⽶⼦キャンパス内) 

      TEL 0859-37-5131  E-mail : tbf@toriton.or.jp

近年、医療技術の進歩により、予防・診断・治療を大幅に前倒しすることで、持続可能な高度ヘルスケア社会の構築が求められています。本講演では、化学システム工学の視点から、この社会のデザインに貢献する革新的な医療技術についてご紹介します。特に、細胞の三次元組織の構築、創薬・化学物質の人体影響評価に活用されるマイクロフィジオロカルシステム(MPS)の開発について議論します。また、透析操作を利用したヒトiPS細胞の超高密度培養によるコスト低減の試みや、MPSの酸素供給速度の確保に関する研究開発と社会実装の鍵となる要素、成功のための課題、そしてそれらの解決策について探ります。これからの医療の未来をともに考える場として、ぜひご参加ください!

【申込方法】:「QRコード」または、お申込みフォームからお申込みください。

【開催終了】あきらめなければ夢100%~あなたがいてくれたから~       「本気を受け止めた医療従事者たちが導いた奇跡」

プロマインドトライアスリート 福元 哲郎(テツロー)氏をお迎えし、

特別講演「奇跡を呼び込む、本気の力」を開催いたします。

案内ポスターはこちら

開催日時: 2025年6月20日(金) 19:00~20:30

開催形式: ハイブリッド開催

現地会場: 鳥取大学医学部米子キャンパス内 臨床講義棟 431講義室 

受 講 料 : 無 料

講  師: 福元 哲郎氏(プロマインド・トライアスリート)

連 絡 先 : 公益財団法人鳥取県産業推進機構バイオフォロンテイア推進室(担当:野口)

〒683-8503 ⿃取県⽶⼦市⻄町86(⿃取⼤学⽶⼦キャンパス内) 

      TEL 0859-37-5131  E-mail : tbf@toriton.or.jp

絶望の先に見えた希望。その瞬間に必要だったものは、医学だけではなかった。 スポーツや仕事、人生において困難に直面したとき、私たちはどのように乗り越えるのか? 医療現場での「本気」が生んだ奇跡の回復と、その根底にあった「人の意思」と「支え合う力」に迫ります。

この講演は、医療従事者だけでなく、 アスリート、ビジネスパーソン、教育者 など、 どんな分野で挑戦する人にも役立つ「本気の力」を学ぶ機会です。

「奇跡を呼び込む、本気の力」 絶望しかけた怪我――しかし、医師たちの知恵と情熱が交差し、「できる限りのことをする!」という強い意志のもと、手術が実施されました。その前後で支え、励まし続けた医師・看護師・リハビリスタッフの存在。彼らの寄り添いが、私の『本気』をさらに強くし、回復を加速させたのです。難しい状況から、まるで奇跡とも言える回復へ―― そこにあったのは、医療技術だけではなく、医療従事者が「人の意思」を尊重し、共に「予祝」することで生まれた希望でした。「互いが諦めない」ことこそが、医学の進歩を促す原動力なのかもしれません。 そして、医学と見えない「こころ」が重なったとき―― 未来と命は、まばゆく輝くのだと私は信じています。 医療だけでなく、あらゆる分野でキャリアを積む皆さんのご参加をお待ちしています。

講師略歴:

福元 哲郎(ふくもと・てつろう)

広島県三原市出身。学生時代は長距離陸上で全国大会に出場。挫折を乗り越え、トライアスロンと出会い、人生が一変。競技人生30年超、日本代表として世界選手権12回出場、アジアチャンピオン3回、日本一4回、そして50歳で世界3位入賞という前人未到の挑戦を果たす。世界一を目指し今なお進化中。20年間勤めた三原市役所を退職しプロ選手に転向。「本気で生きるとは何か」「人は何歳からでも挑戦できる」を体現し続けている。現在は全国の企業や学校、医療・福祉現場などで、夢・挑戦・命をテーマにした講演を実施。聴く人の心に火を灯す、“生き様で語る”プロマインドトライアスリート。

こんな方にお勧め:

 ✅ 目標達成のヒントを得たい方 ✅ 困難を乗り越えるための考え方を知りたい方 ✅ 医療・スポーツ・ビジネスの分野で挑戦している方              

講演のポイント:

📌 医師・看護師・リハビリスタッフがいかに本気で支えたのか 📌 医学と「こころ」が交差した瞬間の奇跡 📌 どんな分野でも活かせる「諦めない力」と「予祝」の考え方

「あきらめないこと」が、未来を切り開く! ぜひこの講演に参加して、本気の力を感じてみませんか?

【申し込み方法】:「QRコード」または、お申込みフォームからお申込みください。

【開催終了】【2025.5.27開催】令和7年度とっとりバイオフロンティア利用者講習会

日頃より当施設の運営にご協力いただき誠にありがとうございます。 本年度も下記の日程で【とっとりバイオフロンティア利用者講習会】を開催いたします。ご参加をお待ちしております。

案内ポスターはこちら

講習会資料はこち (※後日掲載予定)

(1)日 時:令和7年5月27日(火) 13:30~14:30
(2)場 所:WEB開催(Zoom)
(3)内 容:とっとりバイオフロンティアとは、
       当館の利用方法について、
       実験申請が必要なものについて 等
(4)対象者:
  とっとりバイオフロンティアを利用している方。  
〈特に受講いただきたい方〉
  初めて当施設を利用される方、これから利用を検討されている方
  昨年度受講されていない方
  各企業・グループの責任者の方も積極的にご参加ください!

(5)事前登録:下記申込フォームよりお申し込みください。WEB開催へのアクセス方法をお知らせします。
 参加申込フォーム(受付を終了しました。)
 録画視聴を希望される方もこちらからお申込みください。

(6)申込締切:開催前日の正午までに事前にお申込みください。
(7)参加費:無料

各種様式・マニュアルはこちら

【開催終了】契約交渉のポイント(秘密保持契約と共同開発契約)

とっとりバイオフロンティア人材育成セミナーのご案内

開催日時: 2025年5月16日(金)16:00~17:30

開催形式: 現地開催(※)

  (※)県外や業務都合など現地での参加が困難で聴講をご希望される方は、申込フォームの

「その他連絡事項」の欄に、その旨ご記載ください。締切後、セミナーへのアクセス方法をご案内いたします。近隣の方は、極力現地参加をお願いいたします。

会  場: 鳥取大学医学部米子キャンパス臨床講義棟421講義室

受 講 料 : 無 料

講  師: 西川 昌志氏(株式会社カネカ 常務執行役員法務室長)

連 絡 先 : 公益財団法人鳥取県産業推進機構バイオフォロンテイア推進室(担当:野口)

〒683-8503 ⿃取県⽶⼦市⻄町86(⿃取⼤学⽶⼦キャンパス内) 

      TEL 0859-37-5131  E-mail : tbf@toriton.or.jp

大学発ベンチャーと事業会社が連携し、共同開発契約を結ぶことで、大規模なプロジェクトへの挑戦や、それぞれの強みを活かしたシナジー効果が期待できます。しかし、契約内容が曖昧なまま進めてしまうと、研究開発の過程や成果物をめぐるトラブルが発生するリスクも…。本セミナーでは、共同開発を円滑に進め、将来的な紛争を防ぐために最低限知っておくべき契約理論を解説! 専門家の関与が不可欠な理由とは? 、専門家任せにせずに理解しておくべきポイントとは? 、契約交渉で絶対に押さえておきたい留意点 ・秘密保持契約と共同開発契約の重要な考えどころ 、法務マンの視点から見た「理想的なパートナー選びの基準」。
共同開発の成功には、契約理論の理解が欠かせません。トラブルを未然に防ぎ、スムーズな開発プロセスを実現するために、ぜひご参加ください!

【申込方法】:「QRコード」または、お申込みフォーム「https://forms.gle/qNXgPWkXQPCqF15VA」からお申込みください。

【開催終了】再生医療・創薬のためのAI技術を応用した細胞の非破壊検査画像品質評価 ~実験屋と解析屋の二面性を磨く~

とっとりバイオフロンティアセミナーのご案内

開催日時:2025年4月25日(金) 16:00-17:30

開催形式:現地・オンライン(Zoom)ハイブリッド

現地会場:鳥取大学医学部米子キャンパス内 臨床講義棟421講義室

受講料:無料

講師:加藤 竜司氏(名古屋大学大学院創薬科学研究科 准教授)

データサイエンスは、膨大且つ複雑な生命科学の発展に欠かせない技術として発展しており、バイオインフォマティクス~AIモデルの活用まで様々な応用事例が生まれている。先端的AIや機械学習技術を、大規模な生物学的データに適応することで、再生医療・創薬研究、医療機器開発などにおいて、低コストで効率的な研究推進と、人間では気づけなかった新しい発見も期待される。本セミナーでは、細胞分子情報学の分野において、細胞画像情報から細胞の定量評価、予測技術、自動培養装置開発、薬剤剤評価方法開発など、さまざまな細胞の品質や培養技術の定量化などで成果を上げる講師より、具体的な研究成果の事例をもとに、生物の実験能力とバイオインフォマティクスによる解析力 “実験屋と解析屋の二面性を磨き併せ持つことで、目の前の問題をより工業的・実践的に解決しうることを、将来展望とともに解説する。

【申し込み方法】:「QRコード」または「お申込みフォーム」からお申込みください。

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【募集締切】「BioJapan2025」出展者募集のお知らせ

(公財)鳥取県産業振興機構では、鳥取県のバイオ事業推進支援の一環として大型展示会への出展支援をおこなっています。これは展示会に鳥取県ブースを設置することで、装飾料・小間料の一部を当事業が負担するというものです。ぜひ出展をご検討ください。

1 募集展示会

名 称: BioJapan2025 https://jcd-expo.jp/ja/

会 期: 2025年10月8日(水)~10日(金)

場 所: パシフィコ横浜

主 催: ㈱ JTBコミュニケーションデザイン

併 催: 再生医療JAPAN, healthTECH JAPAN

2 共同出展者募集要項

(1)応募条件

   賛助会員、または鳥取県内に本社、事業所、営業所等を有する中小企業者等

     

(2)募集企業数 

 3社程度

   ※応募多数の場合は弊構基準により選考を行う場合があります。

    また選定のため、別途資料の提出をお願いする場合があります。

(3)出展料  

 賛助会員    77,000円(税込)

 非賛助会員  110,000円(税込)         

(4)申込締め切り 2025年5月12日(月) 17:00必着

3 申込方法  

 本展示会への出展を希望される企業様は、「募集要項」の内容をご確認いただき、

 「共同出展申込書」に必要事項をご記入のうえ、下記の申込み先に提出してください。

  ・募集要項(BioJapan2025)

  ・共同出展申込書(BioJapan2025)

<お申込み先>

 公益財団法人鳥取県産業振興機構

 バイオフロンティア推進室 担当:濵口・小田

  TEL: 0859-37-5131

  FAX: 0859-37-5132

  E-mail: tbf@toriton.or.jp

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【2025.3.18開催終了】これだけは押さえておきたい/研究者のサイバーセキュリティ対策

とっとりバイオフロンティアセミナーのご案内

日時:2025年3月18日(火)15:30-16:30 オンライン開催

講師:薄田 康拡 氏 (鳥取県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課警部補)

受講料:無料

新聞・ニュース・ネット記事などで、「情報漏洩」「不正アクセス」などの言葉を目にすることが多くなっています。先端技術・特許技術に結び付く医学系の研究データは厳重に管理して運用する必要があり、ひとたびサイバー攻撃の被害にあえば、その影響は、チーム内、大学、共同で研究している企業等、自分以外にも及びます。自転車を盗まれないように鍵をかけるように、パソコンでもセキュリティのための対策が必要となります。この講演では普段使用しているパソコンに関する犯罪の手口を知ってもらい、その対策について紹介します。

参加ご希望は申込フォームよりお申込みください。

詳しいポスターはこちら

連絡先:バイオフロンティア推進室(担当 森山)

【2025.2.20開催終了】挑戦が切り拓く未来 科学技術を活かしたキャリアと起業の可能性

とっとりバイオフロンティアセミナーのご案内

日程:令和7年2月20日(木)15:00-16:30 現地開催のみ
講師:小澤 陽介 氏(エピストラ株式会社 代表取締役CEO)
会場:鳥取大学医学部米子キャンパス内 臨床講義棟431講義室
受講料:無料

詳細ポスターはこちら


挑戦を続けることが新たな道を切り拓く――
これは講師がキャリアを通じて学び、実践してきたことです。

2002年にIBM東京基礎研究所でキャリアスタート。産業研究の現場で新しいアイデアを形にし、特許取得や成果発表を行うプロセスを経験しました。また、バイオインフォマティクス分野の博士号取得を通じて、複雑な生物システムを数学的および計算的に解析するスキルを磨きました。

その後、IBMの同期と立ち上げた英国のスタートアップ企業ecreboで、小売店向けのリアルタイムクーポン発行システムの開発を担当しました。POSデータを瞬時に分析し、クーポンを発行するシステムをわずか2か月で構築し、顧客に直接価値を提供する仕組みを成功させました。このプロジェクトを通じて、技術的なイノベーションと市場ニーズを結びつける力を学びました。

こうした経験を基に、日本でエピストラを創業。ライフサイエンス分野の研究開発における時間とコストの課題を解決するため、AIやロボティクス技術を活用して実験プロセスを効率化するソリューションを提供しています。具体的には、iPS細胞の分化効率を改善した高橋政代先生との共同研究など、医療の未来を支える事例を生み出しています。

本セミナーでは、これまでのキャリアや起業に至る背景をお話ししビジネスのアイデアと技術をどのように結びつけ、成功を実現するかについて共有します。専攻分野や経験をどのように活かしてキャリア形成や起業に繋げるか、皆様に新たな視点を提供できれば幸いです。


本セミナーの申込は不要です。
参加ご希望の方は開催当日の会議室前で記名し、入室してください。
たくさんのご参加お待ちしております!

連絡先:バイオフロンティア推進室(担当: 森山)

【開催終了】セルアナライザメーカー個別相談会(現地開催)

セルアナライザメーカー個別相談会

当施設設置機器、セルアナライザについて、下記日程でメーカー担当者による個別相談会
を開催させていただきます。

利用者の皆様より解析についてのお問い合わせ・相談会のご要望をいただき
ありがとうございます。短時間ではありますが、条件設定や解析方法について
メーカー担当者に直接ご確認いただけます。この機会をぜひご活用ください。

※参加費は無料ですが、事前に申し込みが必要です。


対象機器:セルアナライザ(1015-00)
機種  :CytoFLEX S(ベックマン・コールター㈱社製)

日時  :令和7年2月20日(木) ①13:00~15:00
               ②15:00~17:00
        2月21日(金) ③10:00~12:00
               ④13:30~15:30
場所  :とっとりバイオフロンティア 2階細胞実験室

対象  :主にとっとりバイオフロンティアでセルアナライザをご利用中の方、
     解析でお困りの方、詳しい解析方法を確認されたい方。


お申込み方法:必要事項を記載の上、とっとりバイオフロンティアへメールにてお申込みください。

※定員になり次第受付を終了させていただきます。

【開催終了】ヒト組織検体を有効活用するための技術革新

とっとりバイオフロンティアセミナーのご案内

日程:令和7年1月8日(水)16:00-17:30 現地開催のみ
受講料:無料
講師:井上 正宏 氏(京都大学大学院医学研究科クリニカルバイオリソース研究開発講座 特定教授)

詳細ポスターはこちら


 近年の医学生物学研究における様々な技術革新は、ヒト組織検体の重要性を浮き彫りにしました。医薬品の開発においてヒト組織検体の解析とモデル化はますます発展していくものと考えられます。
 がん医療において、がん疾患の多様性と可塑性が明らかになってきました。同一の診断名でも、治療に対する応答性は患者間で異なり、進行や治療によって、がんは性質を変化させます。多様性の研究は、パラフィンブロック・凍結組織・核酸抽出物の蓄積がありますが、いずれもスナップショット的な情報で、可塑性はそのスナップショットな情報の再構築でしか解析できません。近年、オルガノイド培養法が開発され、より高い成功率で初代培養や継代が可能になりました。がんオルガノイドは可塑性を含め、患者がんの性質を保持しており、がん細胞の応答を評価するモデルとして優れています。バイオリソースとして樹立したがんオルガノイドを凍結保存して「オルガノイドバイオバンク」とする試みが広く行われていますが、課題点も多くあります。

 これまで組織の細断はメスとハサミ、物理的な「すりつぶし」でおこなわれ、挫滅(ざめつ)による組織損傷が激しく、微量検体からのオルガノイド調製は困難でした。講師らは迅速、容易に、挫滅を最小限にしてヒト新鮮組織検体を300マイクロメーター厚の組織片に細断できる新たな組織細断法を開発しました。細断した組織は、培養可能な状態で4℃及びー80℃以下で低温保存でき、検体によっては酵素処理を必要としないオルガノイド調製が可能です。検体の細断保存ができることで、希少疾患などの検体の利用機会の増加につながります。この組織細断法は、広くバイオリソースの有効活用に変革をもたらす可能性があります。
 
本セミナーは事前申込制となっています。
参加ご希望の方は開催当日の正午までにこちらの参加フォームよりお申し込みください。

連絡先:バイオフロンティア推進室(担当: 森山)