【開催終了】令和6年度とっとりバイオフロンティア利用者講習会

日頃より当施設の運営にご協力いただき誠にありがとうございます。 本年度も下記の日程で【とっとりバイオフロンティア利用者講習会】を開催いたします。ご参加をお待ちしております。

案内ポスターはこちら

講習会資料はこちら

(1)日 時:令和6年6月 6日(木) 13:30~14:30
(2)場 所:WEB開催(Zoom)
(3)内 容:とっとりバイオフロンティアとは、
       当館の利用方法について、
       実験申請が必要なものについて 等
(4)対象者:
  施設利用者
  初めて当施設を利用される方、これから利用を検討されている方
  昨年度受講されていない方
  各企業・グループの責任者の方も積極的にご参加ください。

(5)事前登録:下記申込フォームよりお申し込みください。WEB開催へのアクセス方法をお知らせします。
 参加申込フォーム
 録画視聴を希望される方もこちらからお申込みください。

(6)申込締切:開催前日の正午までに事前にお申込みください。
(7)参加費:無料

各種様式・マニュアルはこちら

【開催終了】新技術勉強会 vol.5~細胞外小胞を測る~バイオナノ粒子測定手法の原理と最新の活用事例

とっとりバイオフロンティアセミナーのご案内

オンラインセミナー:令和6年6月4日(火)16:00~17:00 Zoomでのオンラインセミナー 終了しました

実機体験会:令和6年6月18日、19日(火・水)時間予約制 バイオフロンティア2階遺伝子実験室

講師:メイワフォーシス株式会社 担当者

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新技術勉強会とは?
新たな測定技術や試薬など、バイオ関連の最新技術を学べる勉強会を企画しました。開催内容によってはセミナーに併せて、実機に触れられるデモ会も開催するのが特徴です!最新の技術を体験できる絶好の機会ですので、お気軽にご参加ください!

 細胞外小胞(Extracellular Vesicles; EV)とは脂質二重層の膜を有し、細胞内容物を担持する天然の微粒子です。このEVはガンの発生や循環器疾患、免疫応答機能に関連があることが認めらており、様々な分野で研究が盛んに行われています。特に近年は間葉系幹細胞 (MSC) に由来するEVを使用した再生医療や、EVの特性を基にした薬物送達システムなど、治療分野におけるイノベーティブな研究も加速しており、世界的にもEVの重要性に注目が集まっています。

 今回はEV研究において重要となる抽出と測定に関するセミナーと実機体験会を企画しました。新しい技術を体験できる機会となっていますので、たくさんのご参加お待ちしております!

(終了しました)オンラインセミナー 令和6年6月4日(火)16:00~17:00
Zoomでのオンラインセミナーです。お気軽にご参加ください。体験会に参加を希望される方は、まずはこちらにご参加ください。
セミナー内容:EV抽出のゴールドスタンダードであるqEV細胞外小胞抽出キット、細胞外小胞単一粒子解析のNanoFCMフローナノアナライザー、単一EVのゼータ電位解析が可能なExoidナノ粒子マルチアナライザーなど、EV研究において活用されている技術解説と併せて、実際の研究現場における活用方法や最新事例について紹介します。また、後日開催の体験会のご案内もおこないます。
お申込みはこちらから


実機体験会   令和6年6月18日、19日(火・水)時間予約制
バイオフロンティア2階遺伝子実験室で実施します。下記2機種について、ご持参したサンプルの測定を体験いただけます。
お申込みはこちらから

ナノ粒子イメージングアナライザー
(VIDEO DROP) 
ナノ粒子マルチアナライザー(Exoid)

1枠あたり2時間ほど、2日間で4枠を用意しておりますが臨機応変に対応可能です。
体験会に参加を希望される方は、まずは6月4日開催のオンラインセミナーにお申込みをお願いいたします。

連絡先:バイオフロンティア推進室(担当: 森山)

【開催終了】新技術勉強会vol.4 遺伝子発現解析におけるRNA精製注意点と品質確認、濃度測定、逆転写反応のポイント

とっとりバイオフロンティアセミナーのご案内

オンラインセミナー:令和6年5月16日(木)15:00-16:00 Zoom開催
講師:サーモフィッシャーサイエンティフィック テクニカルサポート 白神 博

今回のテーマは遺伝子発現解析で良好な結果を得るためのRNA精製のお話です!

詳細ポスターはこちら


新技術勉強会とは?
新たな測定技術や試薬など、バイオ関連の最新技術を学べる勉強会です。開催内容によってはセミナーに併せて、実機に触れられるデモ会も開催するのが特徴です!

 リアルタイムPCRなどによる遺伝子発現解析において良好な結果を得るためには、適切なTotal RNA抽出と品質確認が重要となります。今回のセミナーではRNA精製における各種サンプルの取扱い、RNA精製や品質確認における濃度測定のポイント、さらには逆転写反応における注意点など基礎的な内容から実験のコツまで紹介します。
 また、回収後のRNAをQuantStudio3リアルタイムPCR装置(バイオフロンティア開放機器)で解析した事例もご案内します。mRNA発現解析やリアルタイムPCRなどを用いた遺伝子発現解析、RNAウイルス検出をされる予定のある方は是非ご参加ください。

こんな人におすすめ

  • mRNA発現解析やリアルタイムPCRを用いた遺伝子発現解析、RNAウイルス検出をしている方
  • キレイに、たくさんとれて、安価なRNAprep法を知りたい方
  • この春からRNA精製を始めた研究者や学生

お申込みはこちらから

連絡先:バイオフロンティア推進室(担当: 森山)

飼育室にLIMNO温湿度管理IoTソリューションシステムを導入しました

(公財)鳥取県産業振興機構では、とっとりバイオフロンティア動物飼育室において、株式会社LIMNO(本社:鳥取県鳥取市)の温湿度管理IoTソリューションシステムを導入しました。
動物実験においては実験動物の飼育環境を一定に保つ必要があります。とりわけ温湿度は動物の発育・体調に大きく影響するため、これらを正確に記録・管理することは極めて重要です。同システムは、温湿度センサーを用いて飼育室の温湿度をもれなく収集・管理するもので、停電等の異常が発生した場合は24時間365日体制で担当者に通知されます。これにより、異常時の迅速なフォローが可能になり、利用者の方により安心して当館をご使用いただけるようになりました。

詳細は下記をクリックしてください。


▼PRTIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000132934.html

温湿度管理IoTソリューションシステムに関するお問い合わせ先

株式会社LIMNO https://www.limno.co.jp/

とっとりバイオフロンティアに関するお問い合わせ先

  公益財団法人鳥取県産業振興機構
  バイオフロンティア推進室
  TEL:0859-37-5131 / FAX:0859-37-5132
  E-mail:tbf@toriton.or.jp

ワークショップ「抗原抗体反応で卵アレルギーの正体をさぐろう」を開催しました

(公財)鳥取県産業振興機構では、令和6年3月23日(土)に中学生・高校生向けの体験イベント「科学ワークショップ2024 Spring 抗原抗体反応で卵アレルギーの正体を探ろう」を開催し、中高生7名が参加しました。

当日は抗原抗体反応に関するミニ講義から始まり、マイクロピペットの練習を通じて基礎的なバイオ実験手技を習得しました。本番の実験では、ELISA法を用いて卵ありのホットケーキミックスと卵なしのホットケーキミックスを判定しました。参加者は実際の手順に従いながら、科学的な方法で材料の違いを見極める実験を行いました。この実験を通じて、科学の面白さや役割を実感しました。

「とっとりバイオフロンティア」は、地域の若者たちに科学の魅力を伝える場として、今後もさまざまなイベントを企画してまいります。ご参加いただいた中高生の皆様、本当にありがとうございました。

【科学ワークショップとは?】

鳥取県産業振興機構が鳥取県のバイオ人材育成事業の一環として実施する、バイオテクノロジーと親しむ体験型ワークショップです。

【本件に関するお問い合わせ先】

公益財団法人鳥取県産業振興機構
 バイオフロンティア推進室 担当:濱口
 TEL: 0859-37-5131
 FAX: 0859-37-5132
 E-mail: tbf@toriton.or.jp

高校理科教員向け研修を実施しました

令和6年3月5日(火)に湯梨浜学園高等学校の理科教員4名をお迎えし、教員向け研修を開催しました。

研修では、PCR法とアガロースゲル電気泳動法を中心に、実習を通して技術を習得しました。バイオフロンティアのスタッフから直接具体的な手順を学ぶことで、参加者は理論と実践の結びつきを深めることができました。座学では、実験に関連する法令や最新の実験アイデアを紹介しました。研修を通して、とっとりバイオフロンティアの人材育成のノウハウを共有し、教育現場で生徒を指導する際に役立つ知識やスキルについてディスカッションを行いました。

とっとりバイオフロンティアは今後も地域の教育機関と連携し、理科教育の発展に貢献してまいります。ご参加いただきました湯梨浜学園高等学校の先生方に厚く御礼申し上げます。今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

本件に関するお問い合わせ先

公益財団法人鳥取県産業振興機構
 バイオフロンティア推進室 担当:濱口
 TEL: 0859-37-5131
 FAX: 0859-37-5132
E-mail: tbf@toriton.or.jp

【開催終了】東洋紡でのバイオ医薬品製造と品質管理/品質保証のポイント

とっとりバイオフロンティアセミナーのご案内

日程:令和6年3月27日(水)15:30~17:00 ハイブリッド開催
会場:鳥取大学医学部米子キャンパス内 臨床講義棟421講義室
バイオフロンティア1階研修室に変更になりました
受講料:無料

講師:西井 重明 氏(東洋紡株式会社ライフサイエンス品質保証総括部 総括部長)

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 今年度最後のセミナーです。企業取組を直接聞ける貴重な機会です。ハイブリッド開催になりますので、お近くの方は是非いらしてくださいね!


 年間売上高10億ドル(約1,400億円)を超えるブロックバスターと呼ばれるバイオ医薬品の比率は近年高まっており、2022年度ではブロックバスター165品目中の半数がバイオ医薬品と、その存在感は増しています。それと同時に、製造した医薬品についてどのように品質を保証するのかは企業にとって非常に重要な課題です。

データインテグリティ(DI)という言葉はもともとデジタルデータを扱う業界の言葉ですが、近年はライフサイエンスや製薬の領域で使われることが多くなりました。その背景には医薬品の安全性について信頼性確保の基準が厳密になったことや、製薬の国際標準化によってプロセス全体のデジタル化が進んだことが挙げられます。

 本セミナーでは、東洋紡におけるバイオ医薬品の製造、品質管理のポイントについてご紹介すると共に、近年国内の製造業にて問題となっている品質不正とその防止策、特にDIについての取り組みも交え品質不正防止の取り組みについてもご紹介します。

 本セミナーはハイブリッド開催で事前申込制となっています。参加ご希望の方は開催当日の正午までにこちらの参加フォームよりお申し込みください。


連絡先:バイオフロンティア推進室(担当: 森山)

【開催終了】先進的研究開発戦略センター(AMED-SCARDA)によるワクチン研究開発の支援戦略-現状と今後に臨むところ-

とっとりバイオフロンティアセミナーのご案内

日程:令和6年3月15日(金)15:00~16:30 現地開催
会場:鳥取大学医学部米子キャンパス内 臨床講義棟421講義室
受講料:無料

講師:古賀 淳一 氏(国立研究開発法人日本医療研究開発機構先進的研究開発戦略センター(SCARDA) プロボスト)

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 2022年3月にAMED内に組織された先進的研究開発戦略センター(SCARDA)について、プロボストの立場より公募の現状や課題をお話いただきます。現地開催のみですが、奮ってご応募ください!


 新型コロナウイルス感染症のパンデミックを契機に、今後脅威となりうる感染症に対応できるよう、日本におけるワクチン開発を先導する仕組みとして2022年3月に先進的研究開発戦略センター(SCARDA)が新設され、基礎研究から実用化まで産学官が連携して実施する体制が敷かれました。
 次のパンデミックに備えるべく、ワクチン・モダリティ研究に対するファンディングを戦略的におこない、文科省の基金によるアカデミアのおけるワクチン研究に特化したトップレベル拠点の形成事業と、内閣府の基金によるワクチン・モダリティ実用化研究の促進の事業が開始され、SCARDAがターゲットとすべき重点感染症が、厚労省により指定されたことを受けて、さらなる公募が進行中です。

 講演では、それぞれの公募の目的と採択の状況について解説するとともに、今後の課題についても議論します。

 本セミナーは現地開催で事前申込制となっています。参加ご希望の方は開催当日の正午までにこちらの参加フォームよりお申し込みください。


連絡先:バイオフロンティア推進室(担当: 森山)

【開催終了】時間栄養学研究の最前線

(公財)鳥取バイオサイエンス振興会セミナーのご案内

日程:令和6年2月21日(水)15:00~16:30 現地開催のみ
会場:鳥取大学医学部米子キャンパス内 臨床講義棟421講義室
受講料:無料
講師:田原 優 氏(広島大学大学院医系科学研究科 公衆衛生学 准教授)

主催:公益財団法人鳥取バイオサイエンス振興会
共催:公益財団法人鳥取県産業振興機構総務企画部バイオフロンティア推進室

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 公益財団法人鳥取バイオサイエンス振興会との共催でセミナーを開催します!現地のみの開催となりますので、ぜひいらしてくださいね~!


 生物リズムの中でも24時間周期を刻む概日時計(体内時計とよく呼ばれる)は体の中の様々な機能に昼夜差をもたらすことで、体の恒常性を維持する大事なシステムです。この概日時計研究がベースに、栄養学に「いつ?」というタイミングの要素を追加したのが、時間栄養学す。

 これまで栄養学分野では食のタイミングに関して深く研究がされていませんでしたが、10年前に日本時間栄養学会が発足。近年は臨床試験データの蓄積もあり、現場に応用できる時間栄養学を紹介できるに至っていますが、まだエビデンス不足です。一方で、AI食事管理アプリやウェアラブルデバイスのデータから、食べ方の個人差や体重、血圧、睡眠と関連する1日の食べ方などのデータが見えてきています。

 講師の田原優先生は研究開始当時より概日時計の研究を継続し、発光イメージングによるマウス体内時計測定、インスリンやストレスによる体内時計調節などの成果を発表、新しい研究分野として時間栄養学の立ち上げに関わった先生です。

 本セミナーではAI食事管理アプリやウェアラブルデバイスのデータとも相性が良い時間栄養学研究の最前線を紹介するとともに、ヘルステックと基礎研究の融合から「精密栄養学」や「プレシジョン栄養学」と呼ばれる個人別の時間健康科学に向けた可能性について議論します。

本セミナーは現地開催のみで申込不要です。
会場は鳥取大学医学部米子キャンパス内 臨床講義棟421講義室です。会場の場所が分からない方は下記の連絡先までお問い合わせください。別途案内メールを差し上げます。

連絡先:バイオフロンティア推進室(担当: 森山)
TEL:(0859)37-5131
Email:tbf[at]toriton.or.jp ※[at]を@にしてください

【開催終了】抗がん剤の開発と医療エコシステムの構築

とっとりバイオフロンティアセミナーのご案内

日程:令和6年2月7日(水)15:00~16:30 現地&オンライン(Zoom)開催
現地会場:鳥取大学医学部米子キャンパス内 臨床講義棟431講義室
受講料:無料

講師:齋藤 宏暢 氏(株式会社さいとうコンシェルジュ代表取締役社長、第一三共株式会社非常勤顧問)

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 製薬企業にて長年製剤研究や開発業務に携わってきた講師のご経験のほか、これを生かした取り組みや地域医療エコシステムへのチャレンジについてお話いただきます。
 今回は初の試みとして、鳥取大学医学部の講義室を会場にセミナーを開催します!いつもより大きな会場となっていますので、お近くの方は是非いらしてくださいね~!


 研究者が生んだシーズはその後、製品の品質が確保され、臨床開発データからヒトでの用量・用法が決定し、有効性・安全性が示され、販売にいたります。販売後もその製品の品質を保証しつつ、より深化したデータを取得しながら、患者の治療に貢献し続けます。

 抗がん剤の開発では、早期承認・販売に向けて、先駆け審査等の施策が実施されています。Phase1,2,3のステップを短縮した承認申請の場合、添付文書の記載と市販後の有効性・安全性管理を踏まえた開発戦略が重要です。がん患者の病理検体を用いた動物試験などのトランスレーショナル研究も、一助を担っています。

 医療機器ではAIとの融合を目指した研究が盛んです。将来的には、病理検査不要で医療機器のみの確定診断、遠隔手術の医療、高度先進医療を提供する特定機能病院とかかりつけ医との役割分担の徹底が期待されます。また、地方での病院を中心とした街づくりおよび医療エコシステムの構築は、地方創生・地域医療構想の2つの懸案を同時に解決する重要な施策です。

 本セミナーでは講師が取り組まれた製剤研究、開発業務(降圧薬・抗がん剤の日本およびアジア地域)についてや定年後の起業、そして、医療エコシステムへの新たなチャレンジについてお話いただきます。



本セミナーは現地とオンライン(Zoom)開催で事前申込制となっています。
参加ご希望の方は開催前日の正午までにこちらの参加フォームよりお申し込みください。


連絡先:バイオフロンティア推進室(担当: 森山)